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マーケット一言:中東情勢悪化せずで反発

公開日時:2024年4月8日19時32分

イランの対イスラエル報復の動きが気になっていましたが、週末に特に悪化するということはなく、先週末の米株もしっかりしていましたので、本日の日本株は日経平均+0.9%、TOPIX+1.0%と反発となりました。堅調な米雇用統計を受けた米金利高による円安傾向が、介入を気にしながらではありますが今日は素直に好感され、トヨタ+2.2%など輸出株などが堅調でしたね。

今日の売買代金トップはソシオネクストで+7.2%、以下ディスコ+2.7%、レーザーテック+1.7%、東京エレクロン+1.0%と、上位4位までを半導体関連株が占めました。しかし、その他にも銀行株、不動産株、機械株など景気敏感株もまんべんなく買われておりまして、全体的に綺麗に上昇する感じがいい雰囲気を生んでいたように思います。中東情勢次第で急落はあり得ますが、それを抜きにすれば上昇の波が始まっているように感じられました。

グロース250指数も+0.9%(引け値+697.26pt)と反発しましたが、QPS研究所が+21.1%となって指数寄与度55%となっていまして、それ以外は全般強いというよりは割とまちまちといった感じでした。こちらはまだ指数で650ptまでの下げ余地が気になるところですが、明日700ptを回復して上昇していけば、一旦下げのモメンタムは終わったという判断が出来そうです。明日の動きを楽しみにしたいと思います。
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