―決算で売られた銘柄! 下落率ランキング―
企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。
以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある銘柄である。株価が決算発表前日の1月7日から8日の決算発表を経て9日9時27分現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。
▲No.1 4℃ホールデ <8008>
19年2月期第3四半期累計(3-11月)の連結最終利益は前年同期比75.6%減の8.1億円に大きく落ち込み、通期計画の28億円に対する進捗率は29.1%にとどまり、5年平均の61.1%も下回った。
▲No.2 フロイント <6312>
19年2月期の連結経常利益を従来予想の19億円→11億円(前期は19.9億円)に42.1%下方修正し、減益率が4.7%減→44.8%減に拡大する見通しとなった。
▲No.4 和田興産 <8931>
19年2月期第3四半期累計(3-11月)の経常利益(非連結)は前年同期比26.8%減の18億円に減り、通期計画の25億円に対する進捗率は72.2%にとどまったものの、5年平均の65.7%を上回った。
■決算マイナス・インパクト銘柄
コード 銘柄名 市場 下落率 発表日 決算期 経常変化率
<8008> 4℃ホールデ 東1 -8.35 1/ 8 3Q -14.40
<6312> フロイント JQ -2.76 1/ 8 3Q -34.41
<8905> イオンモール 東1 -1.96 1/ 8 3Q 5.16
<8931> 和田興産 JQ -1.51 1/ 8 3Q -26.80
<8125> ワキタ 東1 -1.15 1/ 8 3Q 12.44
<9993> ヤマザワ 東1 -0.52 1/ 8 3Q -71.97
<3376> オンリー 東1 -0.09 1/ 8 1Q 22.15
※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした9日9時27分株価の変化率」。下落率、経常変化率は「%」。
「1Q」は第1四半期決算。「3Q」は第3四半期累計決算。
株探ニュース
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