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2020/07/15 - アルテック(9972) の関連ニュース。 ヤマウ<5284.T>=切り返す。株価は今月初旬に急動意し7日に569円の高値をつけた後、急速に値を崩す展開となったが、直近は日足3陽連で一気に切り返しに転じている。九州を地盤に土木向けコンクリート2次製品を製造販売する。ここ土砂災害が頻発するなか、復旧や防災の観点から同社株にマーケットの注目が集まっている。6月末には国交省の新技術活用システムによる令和2年度推奨技術の「評価促進技術」に同社の河川護岸の小口止め工「小口止太郎」が選定されている。株価指標面では依然としてPER6倍前後、PBR0.5倍台といずれも割安感が際立つ。

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<動意株・15日>(大引け)=ヤマウ、リネットJ、ラクスなど

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2020/07/15 15:06
<動意株・15日>(大引け)=ヤマウ、リネットJ、ラクスなど  ヤマウ<5284.T>=切り返す。株価は今月初旬に急動意し7日に569円の高値をつけた後、急速に値を崩す展開となったが、直近は日足3陽連で一気に切り返しに転じている。九州を地盤に土木向けコンクリート2次製品を製造販売する。ここ土砂災害が頻発するなか、復旧や防災の観点から同社株にマーケットの注目が集まっている。6月末には国交省の新技術活用システムによる令和2年度推奨技術の「評価促進技術」に同社の河川護岸の小口止め工「小口止太郎」が選定されている。株価指標面では依然としてPER6倍前後、PBR0.5倍台といずれも割安感が際立つ。

 リネットジャパングループ<3556.T>=大幅反発。この日の寄り前、運営するネット中古書店「ネットオフ」で、本やCD・DVD、ゲームソフトの中古メディアを取り扱う書籍メディア事業の6月度売り上げで、1日あたりの過去最高売り上げを更新したと発表しており、これを材料視する買いが向かった。新型コロナウイルスの影響により在宅時間が延び、自宅の片づけをする人が増え、宅配買取サービスの利用が増加した一方、自宅での余暇時間が増えることでネット通販を利用する人が増え、余暇時間を楽しむためにコミックなどの中古メディアを安く・多く手に入れられる同社のサービスが支持されたとみている。なお、これを受けて同社では、7月22日から「ご利用感謝大還元キャンペーン」を開催するとしている。

 ラクス<3923.T>=ストップ高。14日の取引終了後、従来未定としていた21年3月期の連結業績予想について、売上高146億7000万円(前期比26.4%増)、営業利益32億9000万円(同2.8倍)、純利益23億4000万円(同2.9倍)と大幅増益を見込むとしたことが好感されている。緊急事態宣言解除後、停滞していたクラウド事業の商談が動き出し、新規受注が回復傾向にあることや、遅れていたIT人材事業のアサイン活動が6月から再開し、徐々にアサインが進む見通しとなったことなどから、大幅増益を見込むとしている。同時に、6月度の月次売上高を発表しており、全社売上高は前年同月比34.3%増と2ケタ増収が続いた。なお、成長の牽引役である「楽楽精算」は同43.7%増となった。

 アルテック<9972.T>=3連騰で上値追い加速。5日移動平均線を足場に急速に上放れ、戻りのフシとなっていた6月8日の戻り高値を払拭した。特殊産業機械商社でパッケージ印刷に関連する装置を主力に扱っているほか、中国でペットボトル容器の製造事業も行っている。3Dプリンターなど次世代商品の取り扱いでも高実績を持つ。20年11月期営業利益は前期比15%増の7億円を会社側では見込んでいる。3円配当を実施しているにもかかわらず、PBR0.4倍前後と解散価値の半値以下に放置されており、前期実績一株純資産並みに買われた場合は600円台までの戻り余地があり水準訂正妙味が意識されているようだ。

 セラク<6199.T>=もみ合い上放れ。14日の取引終了後に発表した20年8月期第3四半期累計(19年9月~20年5月)の連結決算で、売上高100億9600万円(前年同期比22.1%増)、経常利益7億4700万円(同69.4%増)といずれも拡大しており、これが材料視されている。システムインテグレーション事業は主力の運用案件が新型コロナウイルスの顕著なマイナス影響を受けることなく堅調に推移したほか、公共案件の獲得やテレワーク導入支援サービスの販売強化が寄与し、2ケタ増収増益を達成した。また、農業IT分野で農林水産省のスマート農業実証プロジェクトの採択など大型案件を受注したことも大幅増益の要因となった。経常利益は通期計画(7億8000万円)にほぼ到達しており、業績上振れが期待される。

 Sansan<4443.T>=反発。14日の取引終了後に発表した21年5月期連結業績予想で、売上高157億6700万~163億200万円(前期比18.0~22.0%増)、営業利益7億5700万円~10億1000万円(同横ばい~33.4%増)と最大で33%営業増益を見込んでいることが好感されている。主力の法人向けサービスで契約件数の拡大と契約当たり売上高の増加を見込む。成長率の再加速に向けた投資の強化を行うものの、前年並み以上の営業利益を確保する見通し。また、経常利益や最終利益も黒字を見込んでいるが、精緻化が困難であるとして非開示としている。なお、20年5月期決算は、売上高133億6200万円(前の期比30.9%増)、営業利益7億5700万円(前の期8億4900万円の赤字)、最終利益3億3900万円(同9億4500万円の赤字)だった。

 ※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:MINKABU PRESS
配信元: みんかぶ

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