―決算で売られた銘柄! 下落率ランキング―
企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。
以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある東証スタンダード・グロースの銘柄である。株価が決算発表前日の4月30日から1日の決算発表を経て2日大引け現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。
▲No.1 東京衡機 <7719>
24年2月期の連結経常利益は前の期比11.1%減の1億3600万円になり、25年2月期も前期比54.4%減の6200万円に大きく落ち込む見通しとなった。
▲No.2 東北化学 <7446>
24年9月期第2四半期累計(23年10月-24年3月)の連結経常利益は前年同期比45.5%減の3億円に落ち込んだが、通期計画の4.9億円に対する進捗率は61.4%に達し、5年平均の56.0%も上回った。
▲No.4 ニッカトー <5367>
24年3月期の経常利益(非連結)は前の期比15.7%減の9.9億円になり、25年3月期は前期比0.2%減の9.9億円とほぼ横ばい見通しとなった。
■決算マイナス・インパクト銘柄
コード 銘柄名 市場 下落率 発表日 決算期 経常変化率
<7719> 東京衡機 東S -10.40 5/ 1 本決算 -54.41
<7446> 東北化学 東S -4.85 5/ 1 上期 -45.47
<6467> ニチダイ 東S -2.56 5/ 1 本決算 56.25
<5367> ニッカトー 東S -1.35 5/ 1 本決算 -0.20
<9950> ハチバン 東S -0.29 5/ 1 本決算 4.93
※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした2日大引け株価の変化率」。下落率、経常変化率は「%」。本決算の経常変化率は今期予想。
「上期」は第2四半期累計決算。
株探ニュース
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