１０時の注目株＝株価は割安圏、中国需要の開拓に期待――プレナスが割安

　持ち帰り弁当店「ほっともっと」のプレナスが割安だ。指標面は連結ＰＥＲ１７倍台、ＰＢＲ０．８倍台。

　４月１３日、中国・北京に１号店を出店することを発表した。本業の持ち帰り弁当事業での海外進出は初めてで、５年間で２００店舗まで拡大する計画。「コメ食文化という共通の地盤がある」（経営管理室）ため、品質と手ごろな価格設定を両立させたメニューが日本と同様幅広く受け入れられる可能性は高い。国内市場に関しても、引き続き新商品の開発などを進めるが、「特に注力するのが、既存商品の品質アップ」（同）。既存メニューへの自信の裏返しであるとともに、商品のさらなる訴求力向上で、節約志向を強める国内の消費者需要に対応する構え。

　１１年２月期の連結業績予想は売上高が前期比６．８％増の１２５６億円、営業利益が同１６．４％増の６３億８０００万円と増収増益の見通し。年間配当５１円（前期４５円）を計画しており、予想配当利回り３．９％前後と魅力は十分。（岩村信太郎）



投資期間：１カ月

目標株価：１４００円

損切りライン：１２３０円



◎注目株関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。



［ 株式新聞速報ニュース／ＫＡＢＤＡＳ－ＥＸＰＲＥＳＳ ］

提供：モーニングスター社

プレナスが５連騰、持ち帰り弁当で初の海外進出、中国に１号店

　持ち帰り弁当店「ほっともっと」のプレナスが５日続伸して始まった。一時２０円高の１２９０円。

　７月に中国・北京に１号店を出店することが明らかとなった。持ち帰り弁当では初めての海外進出。同社経営管理室によると、１３日の本決算発表時に本川副社長が発表した。現地企業と合弁会社を設立し、５年後をメドに２００店程度まで拡大する方針。

　１１年２月期の連結業績予想では売上高１２５６億円（前期比６．８％増）、営業利益６３億８０００万円（同１６．４％増）を見込む。



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プレナス、既存商品の品質アップに注力

　持ち帰り弁当店「ほっともっと」のプレナスが１３日、１１年２月期の連結業績予想を発表した。売上高は前期比６．８％増の１２５６億円、営業利益は同１６．４％増の６３億８０００万円、純利益は同１２．６％増の３３億１０００万円を見込む。

　全事業で１８６店の新規出店を計画しているほか、「新商品の開発はもちろんだが、特に既存商品の品質アップに注力していく方針」（経営管理室）。（岩村信太郎）



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