セキド、今期経常を2.2倍上方修正

　セキド <9878> [東証Ｓ] が1月25日大引け後(17:00)に業績修正を発表。24年3月期の連結経常利益を従来予想の6000万円→1億3000万円(前期は4500万円)に2.2倍上方修正し、増益率が33.3％増→2.9倍に拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の4000万円→1億1000万円(前年同期は900万円)に2.8倍増額し、増益率が4.4倍→12倍に拡大する計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　2024年３月期通期（2023年３月21日～2024年３月20日）の連結及び個別の業績につきましては、売上高、利益面とも予想を上回る見込みとなりました。売上高は、ファッション事業（店舗運営事業）において、３年ぶりに「マスク」から解放された年末、年始商戦で、たくさんのお客様にご来店いただき、大盛況となったこと、美容事業においては、公式ＥＣサイトでのセール企画が大きく貢献したことなどにより、連結、個別とも8,150百万円（総額表示で9,147百万円）となる見込みであります。　また、利益面では、国際紛争が続く状況の中、円安環境も継続しており、原価高やコスト増につながっておりますが、売上高の伸長に加え、本日、開示しております『営業外収益（補助金収入）の計上に関するお知らせ』に記載したとおり、65百万円の補助金収入を計上したことなどもあり、経常利益は連結、個別とも計画を大きく上回る130百万円となる見込みであります。　なお、美容事業を運営する連結子会社であった『MEDIHEAL JAPAN 株式会社』を当連結会計年度の期首に解散し、その事業を当社で譲受けたことにより、個別業績予想と実績値についても、連結業績予想及び実績値と同じであります。