決算プラス・インパクト銘柄・引け後 … ＪＴ、ＪＡＬ、リリカラ (5月2日発表分)

―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある銘柄である。株価が決算発表前日の5月1日から2日の決算発表を経て8日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.1　ストリームＭ <4772>
　23年12月期第1四半期(1-3月)の連結経常損益は1億8800万円の黒字(前年同期は1億1800万円の赤字)に浮上し、通期計画の8800万円に対する進捗率が213.6％とすでに上回った。

★No.2　リリカラ <9827>
　23年12月期第1四半期(1-3月)の経常利益(非連結)は前年同期比68.7％増の7億円に拡大し、1-6月期(上期)計画の4.6億円に対する進捗率が152.2％とすでに上回り、さらに前年同期の55.3％も超えた。

★No.3　シスロケ <2480>
　23年3月期の連結経常利益は前の期比8.8％増の6億円になり、24年3月期も前期比17.5％増の7.1億円に伸びを見込み、3期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　上昇率 　発表日　決算期　経常変化率

<4772> ストリームＭ 　東Ｇ 　 +20.47 　　5/ 2　　　1Q　　　　黒転
<9827> リリカラ 　　　東Ｓ 　 +19.75 　　5/ 2　　　1Q　　　 68.67
<2480> シスロケ 　　　東Ｓ　　 +3.38 　　5/ 2　本決算　　　 17.55
<9201> ＪＡＬ 　　　　東Ｐ　　 +1.70 　　5/ 2　本決算　　　　　－
<2914> ＪＴ 　　　　　東Ｐ　　 +0.95 　　5/ 2　　　1Q　　　　4.84

<5903> ＳＨＩＮＰＯ 　東Ｓ　　 +0.46 　　5/ 2　　　3Q　　　 15.01
<9878> セキド 　　　　東Ｓ　　 +0.14 　　5/ 2　本決算　　　 33.33

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした8日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース