セキド、今期経常を31％上方修正

　セキド <9878> [東証２] が2月3日大引け後(17:00)に決算を発表。22年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期非連結比32倍の1億6200万円に急拡大した。
　併せて、通期の同利益を従来予想の1億7000万円→2億2300万円(前期非連結は1億3000万円)に31.2％上方修正し、増益率が30.8％増→71.5％増に拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常損益も従来予想の200万円の赤字（非連結）→9100万円の黒字(前年同期非連結は1億9000万円の黒字)に増額し、一転して黒字に浮上する計算になる。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期非連結比53.8％減の3000万円に大きく落ち込み、売上営業利益率は前年同期の4.0％→2.2％に悪化した。

　※今期から連結決算に移行。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　2022年３月期通期（2021年３月21日～2022年３月20日）の連結及び個別の業績につきましては、売上高は前回予想の後、店舗販売事業での年末年始商戦が好調に推移したこと、連結子会社であるMEDIHEAL JAPAN株式会社の一部卸先店舗での取扱いアイテムの増加が決まったことなどにより、連結ベースで100百万円程度、前回予想を上回る見込みであります。　一方、利益面では、好調な美容事業と新業態店舗の売上構成比のアップによる利益率の向上に加え、店舗販売事業の最需要期における販売管理費の抑制が功を奏し、連結、個別とも営業利益、経常利益、当期純利益は前回予想を上回る見込みとなりましたので上方修正いたします。