―決算で売られた銘柄! 下落率ランキング―
企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。
以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある銘柄である。株価が決算発表前日の10月1日から2日の決算発表を経て3日大引け現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。
▲No.4 北恵 <9872>
18年11月期第3四半期累計(17年12月-18年8月)の連結経常利益は前年同期比7.1%減の5.6億円に減り、通期計画の9億円に対する進捗率は62.9%にとどまり、5年平均の71.4%も下回った。
▲No.5 KTK <3035>
18年8月期の連結経常利益は前の期比10.7%増の2億7900万円に伸びたが、19年8月期は前期比2.5%減の2億7200万円に減る見通しとなった。
▲No.6 カネコ種 <1376>
19年5月期第1四半期(6-8月)の連結経常利益は前年同期比4.9%減の3.5億円に減り、通期計画の20億円に対する進捗率は17.7%となり、5年平均の18.7%とほぼ同水準だった。
■決算マイナス・インパクト銘柄
コード 銘柄名 市場 下落率 発表日 決算期 経常変化率
<6469> 放電精密 JQ -8.84 10/ 2 上期 562.50
<7445> ライトオン 東1 -3.39 10/ 2 本決算 93.05
<6279> 瑞光 東2 -3.16 10/ 2 上期 34.04
<9872> 北恵 東2 -2.64 10/ 2 3Q -7.06
<3035> KTK JQ -2.36 10/ 2 本決算 -2.51
<1376> カネコ種 東1 -0.88 10/ 2 1Q -4.85
※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした3日大引け株価の変化率」。下落率、経常変化率は「%」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。
株探ニュース
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