大丸エナ、前期経常を1％下方修正

　大丸エナウィン <9818> [東証２] が4月30日大引け後(16:30)に業績修正を発表。20年3月期の連結経常利益を従来予想の9.5億円→9.4億円(前の期は9億円)に1.1％下方修正し、増益率が5.2％増→4.1％増に縮小する見通しとなった。ただ、通期の連結最終利益は従来予想の6億円→8.5億円(前の期は5.9億円)に41.7％上方修正し、増益率が0.5％増→42.4％増に拡大し、従来の2期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の5.6億円→5.5億円(前年同期は5.9億円)に1.8％減額し、減益率が4.2％減→5.9％減に拡大する計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　当社が保有する株式の一部売却等により、２０２０年３月期第４四半期決算において特別利益（投資有価証券売却益）２８９百万円を計上する見込となりました。これにより親会社株主に帰属する当期純利益は、前回発表した予想数値を２５０百万円上回る見込であります。