―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―
企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。
以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある東証2部・新興市場の銘柄である。株価が決算発表前日の1月26日から27日の決算発表を経て28日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。
★No.1 ＪＦＥシステ <4832>
21年3月期の連結経常利益を従来予想の38億円→45億円(前期は48億円)に18.4％上方修正し、減益率が20.9％減→6.3％減に縮小する見通しとなった。
★No.2 ブルボン <2208>
21年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比86.1％増の28.7億円に拡大し、通期計画の36億円に対する進捗率は79.8％に達し、5年平均の66.1％も上回った。
★No.5 沖縄セルラー <9436>
21年3月期の連結経常利益を従来予想の140億円→146億円(前期は140億円)に3.7％上方修正し、増益率が横ばい→3.7％増に拡大し、従来の6期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。
■決算プラス・インパクト銘柄
コード 銘柄名 市場 上昇率 発表日 決算期 経常変化率
<4832> ＪＦＥシステ 東２ +14.34 1/27 3Q -6.15
<2208> ブルボン 東２ +1.95 1/27 3Q 86.07
<9782> ＤＭＳ ＪＱ +1.36 1/27 3Q -27.08
<6161> エスティック 東２ +0.98 1/27 3Q -48.04
<9436> 沖縄セルラー ＪＱ +0.84 1/27 3Q 7.60
※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした28日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。
「3Q」は第3四半期累計決算。
株探ニュース
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