同社グループは、グループパーパス「社会とITの未来をともにつなぐ(Connecting people one world)」の下、財務・非財務の戦略を一元化したサステナビリティ経営を推進し、さらなるケイパビリティの拡大と企業価値の向上に努めてきた。具体的には、クラウドネイティブ人材の育成によるDX案件への対応力強化に加え、同社グループとしての営業体制やパートナー企業との連携強化により、多様化する顧客ニーズに対応することで中核事業の拡大に取り組んできた。また、次期成長事業の創出を目的とした社内ワーキンググループを立ち上げ、クラウドサービスを活用した新たなビジネスモデルを検討するとともに、中長期的な事業基盤の強化を図るべく、新規事業分野の拡大ならびに同社グループにはない技術領域の獲得に向けた事業提携・M&Aの検討を進めてきた。さらに、サステナビリティ経営においては、2025年4月にサステナビリティ推進委員会を設置し、取り組みを強化している。
当中間連結会計期間での動向を品目別に見ると、コンサルティング及びシステムインテグレーションサービスでは金融機関や通信事業会社などにおけるシステム開発案件が拡大した。また、システムマネージメントサービスでは医療機関やセキュリティ事業会社向け基盤・環境構築案件がそれぞれ好調に推移し、前年同期に比べ売上高は増加した
2026年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比1.8%増の232.38億円、営業利益が同3.1%増の19.25億円、経常利益が同1.9%増の19.87億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同3.0%増の13.66億円とする期初計画を据え置いている。
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