―決算で買われた銘柄! 上昇率ランキング―
企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。
以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある東証プライムの銘柄である。株価が決算発表前日の7月11日から12日の決算発表を経て13日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。
★No.2 三協立山 <5932>
23年5月期の連結経常利益は前の期比18.6%減の34.1億円になったが、24年5月期は前期比60.9%増の55億円に拡大する見通しとなった。
★No.3 CSP <9740>
24年2月期第1四半期(3-5月)の連結経常利益は前年同期比40.4%増の15.8億円に拡大し、3-8月期(上期)計画の20億円に対する進捗率は79.0%に達し、5年平均の50.7%も上回った。
★No.5 ABCマート <2670>
24年2月期第1四半期(3-5月)の連結経常利益は前年同期比62.3%増の174億円に拡大し、3-8月期(上期)計画の235億円に対する進捗率は74.4%に達し、5年平均の50.7%も上回った。
■決算プラス・インパクト銘柄
コード 銘柄名 市場 上昇率 発表日 決算期 経常変化率
<7581> サイゼリヤ 東P +16.15 7/12 3Q -60.56
<5932> 三協立山 東P +13.73 7/12 本決算 60.87
<9740> CSP 東P +4.46 7/12 1Q 40.44
<9861> 吉野家HD 東P +3.52 7/12 1Q -24.33
<2670> ABCマート 東P +3.01 7/12 1Q 62.34
<6183> ベル24HD 東P +2.44 7/12 1Q 1.01
<3543> コメダ 東P +0.56 7/12 1Q 17.53
※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした13日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「%」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「3Q」は第3四半期累計決算。
株探ニュース
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