白洋舎、前期経常を17％下方修正

　白洋舎 <9731> が1月23日大引け後(18:30)に業績修正を発表。18年12月期の連結経常利益を従来予想の14.5億円→12億円(前の期は14.7億円)に17.2％下方修正し、減益率が1.7％減→18.6％減に拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した7-12月期(下期)の連結経常利益も従来予想の3.5億円→1億円(前年同期は0.6億円)に70.6％減額し、増益率が5.5倍→62.5％増に縮小する計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　１）連結業績予想の修正につきましては、レンタル事業において、都心における高級ホテルの稼働が堅調に推移し、また、ナショナルチェーンや食品関連企業からの需要が増加した一方で、台風による関西国際空港閉鎖や大阪府北部地震および北海道胆振東部地震による影響で関西地区および北海道地区のホテル稼働率が低下いたしました。この影響により、売上高が一時的に減少したことで、人件費等の固定費の回収ができず、営業利益、経常利益について、予想を下方修正いたします。また、親会社株主に帰属する当期純利益については、経常利益の減少に加え、減損損失の計上により、予想を下方修正いたします。２）個別業績予想の修正につきましては、レンタル事業において、都心における高級ホテルの稼働が堅調に推移し、また、ナショナルチェーンや食品関連企業からの需要が増加したことなどにより、売上高、経常利益について、予想を上方修正いたします。一方、当期純利益については、減損損失の計上により、予想を下方修正いたします。　　　　※上記の予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は今後のさまざまな要因によって予想数値と異なる場合があります。