近鉄GHDは続急伸、中期計画の営業利益目標引き上げを好感◇
24年度までの2年間は、鉄道事業の運賃改定やグループ各事業のアフターコロナからの回復戦略により、経営基盤の更なる強化を図る。更に、大阪・関西万博や、大阪での統合型リゾート(IR)の開業に向けてグループを挙げて取り組むほか、事業基盤の拡充に向けた戦略投資なども想定しているとし、次期経営計画以降に営業利益を1000億円以上とする「目標イメージ」も示した。
近鉄GHDは今期の業績予想も公表した。営業収益は前期比16.6%増の1兆8200億円、営業利益は同25.1%増の840億円となる見通し。年間配当は前期と横ばいの50円とした。連結子会社のKNT-CTホールディングス<9726.T>において新型コロナ関連業務を巡る過大請求が判明したことを背景に、近鉄GHDは期末後50日を超えての決算発表となった。
(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。
出所:MINKABU PRESS
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