「ポストコロナ」が6位、国内でのワクチン接種進捗で米国株を追走<注目テーマ>
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10 2021年のIPO
みんかぶと株探が集計する「人気テーマランキング」で、「ポストコロナ」が6位にランクインした。
新型コロナウイルスの感染拡大が懸念されるなか、ワクチン普及率の遅さが指摘されていた日本だが、ここにきてワクチンの大規模接種が進み、それにつれて株式市場でも「コロナ収束後」をにらんだ物色の動きが表面化している。コロナ禍で多大なデメリットを受けた業態ほど戻り足が顕著となっている。
これはワクチン普及で先駆した米国で、その普及初期段階から株式市場でリアル消費に絡む銘柄群に投資資金が集中したことから、日本においてもその流れが強く意識されている。東京市場でも人流が伴わなければ利益の上がらない、外食産業や旅行業界、空運、電鉄株などに買いが目立っている。
大阪市では65歳以上の高齢者を対象に独自に設置した大規模会場でのワクチン接種が前日からスタートしている。東京都では築地市場跡地に設置したワクチン大規模会場での接種を開始、1日最大5000人に接種する計画で、30日までの期間中に計11万人の接種を見込んでいるという。なお、東京都では今回のワクチン接種をモデルとして、都内に5カ所程度の大規模接種会場を設ける方針も伝えられている。
きょうはJR東日本<9020.T>やJR東海<9022.T>などのほか、東急<9005.T>、京王電鉄<9008.T>など私鉄株もほぼ全面高に買われた。日本航空<9201.T> 、ANAホールディングス<9202.T>など空運株も買われたほか、KNTCT<9726.T>やエイチ・アイ・エス<9603.T>なども高い。居酒屋の大庄<9979.T>やDDホールディングス<3073.T>なども堅調。ブライダル関連のIBJ<6071.T>なども高い。
出所:MINKABU PRESS
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