藤田観が大幅続伸、宿泊利用単価が上昇し16年12月期営業利益予想を上方修正
上期において、訪日外国人数の急増とともに、宿泊利用単価の大幅な上昇が宿泊部門の収益を押し上げたことが要因だという。なお下期は、訪日外国人数の伸び率は緩やかなものになり、宿泊利用単価は当初予想並みに推移すると想定している。
同時に発表した第2四半期累計(1~6月)決算は、売上高322億2500万円(前年同期比6.5%増)、営業損益4億3800万円の赤字(前年同期8億4500万円の赤字)、最終損益1億9900万円の黒字(同8億2400万円の赤字)だった。宿泊利用単価の上昇が、新宿ワシントンホテル本館の改修工事やホテルグレイスリー那覇およびホテルグレイスリー京都三条北館の開業に伴う費用増を吸収した。
出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)
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