ポートフォリオ分散で上値抵抗を突破してきた好業績株を狙う
時価総額:1763億円
PER:21.82倍
PBR: 3.67倍
展示・商業施設向けのディスプレー最大手であり、年間14,000件件以上にも及ぶプロジェクトに携わり、企画・設計・施工・運営管理を一貫して手がける。2019年3月に埼玉県飯能市にオープンした『ムーミンバレーパーク』や東京都渋谷の渋谷ストリーム『SUSHI TOKYO TEN』など数多くの実績を有する。
業績面においては10/10に中間決算発表を行っており、11/8には今期業績予想の上方修正を発表した。期初計画に対し売上高は11.5%増収の1450億円、営業利益は18.3%増益の110億円とし、予想EPSは56.62円から67.41円に増加した。上方修正幅もさることながら、12期連続での過去最高益に期待も高まる。
株価は12月に入り200日移動平均線を明確に上抜けてきたことから課題だった需給面は着実に改善してきたことが見て取れる。週足ではしっかりと下値を切り上げる動きから、テクニカルの一目均衡表で三役好転がみられるのは時間の問題とみる。東京オリンピック開催年にあたる今年はさらに業績を伸ばすことが見込まれ、仕込みを済ませた投資家の追撃買いも期待される。徐々にボリュームを膨らませながら上値を試す動きが見られそうだ。
(12/27現在)