<話題の焦点>=国際線発着枠が拡大、羽田空港関連に注目
増便された日本発着枠のうち、会社別ではANAホールディングス<9202.T>が11枠に対してJAL<9201.T>は5枠割り当てられている。就航地により異なるものの、1便増えることで売上高で年間50~100億円、営業利益で同5~10億円のインパクトがあると試算されている。今回は傾斜配分となったことから、ANAによりインパクトが大きそうだ。
発着枠の拡大の恩恵は、航空会社だけではない。ターミナルビルの工事も進んでおり、本館が増設されるほか、サテライトもオープンする。また、三菱地所<8802.T>と日本空港ビルデング<9706.T>は9月に「ロイヤルパークホテルザ羽田」を開業する。国際線ターミナルビルの出発ロビーに直結しているなど利便性に優れているほか、17室が入国手続きを取る必要がない保安エリア内に配置されている日本初のトランジットホテルであり、注目を集めそうだ。
◆主な羽田国際線発着枠拡大関連銘柄
銘柄<コード> コメント
三菱地所<8802.T> 日空ビルと組んで9月に日本初のトランジットホテルを開業
空港施設<8864.T> 羽田空港で施設運営・賃貸を展開。熱や給排水設備も提供
京急<9006.T> 羽田空港直通線が成長の核。沿線で不動産、ホテル・スーパーなども展開
JAL<9201.T> 国際線発着枠拡大では5枠を割り当て
ANA<9202.T> 国際線発着枠拡大では11枠を割り当て
日空ビル<9706.T> 羽田空港ビルの家主。直営店も運営。三菱地所と組んでホテル運営も開始へ
出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
この銘柄の最新ニュース
日本空港ビルのニュース一覧- ベビー・子供服ブランド「ミキハウス」12月20日より第1ターミナル3階にオープン! 2024/12/19
- 調達資金の支出予定時期の変更に関するお知らせ 2024/12/18
- 「カプコンストア」のPOPUPショップ12月23日より第2ターミナルで期間限定オープン! 2024/12/18
- ~人にも環境にもやさしい空港の実現を目指して~リサイクルしたペットボトルキャップを使用したベビーカー第1・第2ターミナルに導入 2024/12/16
- ANAHDなど空運株が軟調、韓国「非常戒厳」解除も渡航需要の影響懸念◇ 2024/12/04
マーケットニュース
- 「防災」が7位、防災庁創設に向けた閣僚会議の初会合開催<注目テーマ> (12/25)
- 東京株式(前引け)=続落、米株高受け上昇スタートも買い続かず (12/25)
- <みんかぶ・個人投資家の予想から>=「買い予想数上昇」3位にラクサス (12/25)
- ◎25日前場の主要ヘッドライン (12/25)
おすすめ条件でスクリーニング
日本空港ビルデングの取引履歴を振り返りませんか?
日本空港ビルデングの株を取引したことがありますか?みんかぶアセットプランナーに取引口座を連携すると売買履歴をチャート上にプロットし、自分の取引を視覚的に確認することができます。
アセットプランナーの取引履歴機能とは※アセプラを初めてご利用の場合は会員登録からお手続き下さい。