シーイーシーが７月中間期業績予想を上方修正、自社開発製品の好調などで

　シーイーシー<9692.T>がこの日の取引終了後、第２四半期累計（２～７月）連結業績見通しについて、売上高は従来予想の２０７億円（前年同期比０．４％増）を据え置きつつ、営業利益を同１０億円から１２億円（同３４．１％増）へ、純利益を同５億円から６億５０００万円（同４１．３％増）へそれぞれ上方修正した。自社開発製品の販売が好調に推移していることや、生産性向上などの収益改善活動を推し進めたことが寄与したという。
　なお、１５年１月期通期業績予想は売上高４２０億円（前期比２．６％増）、営業利益２１億５０００万円（同９．９％増）、純利益１１億５０００万円（同２．６％増）の従来予想を据え置いている。
　また、同時に発表した第１四半期（２～４月）決算は、売上高１０４億６９００万円（前年同期比１．８％減）、営業利益７億６５００万円（同３７．５％増）、純利益３億５４００万円（同５６．３％増）となった。前期のハードウエア切り替え需要に伴う大口仕入販売の反動減などで減収となったが、ビジネス支援サービスで自社開発製品の販売が好調だったほか、品質検証サービスでテスト自動化による生産効率の向上に努めたことが寄与した。


出所：株経通信（株式会社みんかぶ）