―決算で買われた銘柄! 上昇率ランキング―
企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。
以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある東証プライムの銘柄である。株価が決算発表前日の12月8日から9日の決算発表を経て12日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。
★No.1 日本駐車場 <2353>
23年7月期第1四半期(8-10月)の連結経常利益は前年同期比90.6%増の22.3億円に拡大し、8-1月期(上期)計画の40億円に対する進捗率は56.0%に達し、5年平均の51.8%も上回った。
★No.2 シルバライフ <9262>
23年7月期第1四半期(8-10月)の経常利益(非連結)は前年同期比2.7倍の3.5億円に急拡大し、8-1月期(上期)計画の4.2億円に対する進捗率は85.0%に達し、5年平均の45.2%も上回った。
★No.3 鎌倉新書 <6184>
23年1月期第3四半期累計(2-10月)の連結経常利益は前年同期比34.2%増の5.2億円に拡大し、通期計画の6.4億円に対する進捗率は80.9%に達し、5年平均の61.6%も上回った。
■決算プラス・インパクト銘柄
コード 銘柄名 市場 上昇率 発表日 決算期 経常変化率
<2353> 日本駐車場 東P +26.61 12/ 9 1Q 90.55
<9262> シルバライフ 東P +23.86 12/ 9 1Q 170.45
<6184> 鎌倉新書 東P +20.75 12/ 9 3Q 34.19
<3662> エイチーム 東P +11.38 12/ 9 1Q 黒転
<9692> シーイーシー 東P +6.91 12/ 9 3Q 6.98
<3903> gumi 東P +6.90 12/ 9 上期 赤縮
<9678> カナモト 東P +3.23 12/ 9 本決算 2.32
<6387> サムコ 東P +1.49 12/ 9 1Q 332.86
※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした12日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「%」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。
株探ニュース
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