―決算で売られた銘柄! 下落率ランキング―
企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。
以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある東証スタンダード・グロースの銘柄である。株価が決算発表前日の9月28日から9月29日の決算発表を経て10月2日大引け現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。
▲No.1 ERIHD <6083>
24年5月期第1四半期(6-8月)の連結経常利益は前年同期比15.8%減の4億円に減り、通期計画の24億円に対する進捗率は16.9%となり、5年平均の15.7%とほぼ同水準だった。
▲No.2 パレモ・HD <2778>
24年2月期第2四半期累計(3-8月)の連結経常利益は前年同期比10.1%減の4.3億円に減り、通期計画の6.2億円に対する進捗率は5年平均の97.7%を下回る70.5%にとどまった。
▲No.3 Tアルファ <3089>
23年11月期第3四半期累計(22年12月-23年8月)の連結経常利益は前年同期比11.9%減の1億5600万円に減った。
■決算マイナス・インパクト銘柄
コード 銘柄名 市場 下落率 発表日 決算期 経常変化率
<6083> ERIHD 東S -14.37 9/29 1Q -15.77
<2778> パレモ・HD 東S -7.18 9/29 上期 -10.08
<3089> Tアルファ 東S -4.96 9/29 3Q -11.86
<2186> ソーバル 東S -2.75 9/29 上期 -27.25
<9265> ヤマシタHD 東S -2.55 9/29 1Q -22.26
<9651> 日本プロセス 東S -1.72 9/29 1Q -1.71
※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした10月2日大引け株価の変化率」。下落率、経常変化率は「%」。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。
株探ニュース
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