―決算で買われた銘柄! 上昇率ランキング―
企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。
以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある銘柄である。株価が決算発表前日の3月30日から3月31日の決算発表を経て4月3日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。
★No.1 宝&CO <7921>
23年5月期第3四半期累計(22年6月-23年2月)の連結経常利益は前年同期比7.2%増の26.8億円に伸びた。
★No.2 日本プロセス <9651>
23年5月期の連結経常利益を従来予想の8.3億円→9.2億円(前期は8億円)に11.4%上方修正し、増益率が2.7%増→14.5%増に拡大する見通しとなった。
★No.3 ヤマシタHD <9265>
23年5月期の連結経常利益を従来予想の5.6億円→11億円(前期は10億円)に94.9%上方修正し、一転して10.0%増益を見込み、一気に2期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。ただ、通期の連結最終利益は従来予想の3.9億円→1.9億円(前期は6.9億円)に49.9%下方修正し、減益率が43.2%減→71.6%減に拡大する見通しとなった。
■決算プラス・インパクト銘柄
コード 銘柄名 市場 上昇率 発表日 決算期 経常変化率
<7921> 宝&CO 東P +3.79 3/31 3Q 7.22
<9651> 日本プロセス 東S +3.73 3/31 3Q 26.82
<9265> ヤマシタHD 東S +3.44 3/31 3Q 3.20
<3089> Tアルファ 東S +1.51 3/31 1Q 1075.00
<2164> 地域新聞社 東G +0.74 3/31 上期 赤転
<8155> 三益半導 東P +0.18 3/31 3Q 47.40
※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした4月3日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「%」。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。
株探ニュース
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