決算マイナス・インパクト銘柄 【東証2部・新興市場】引け後 … プロルート、川本産業、アルメディオ (8月3日発表分)

―決算で売られた銘柄！ 下落率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある東証2部・新興市場の銘柄である。株価が決算発表前日の8月2日から3日の決算発表を経て4日大引け現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。

▲No.1　アルメディオ <7859>
　22年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常損益は5700万円の赤字(前年同期は2100万円の赤字)に赤字幅が拡大した。

▲No.2　プロルート <8256>
　22年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常損益は2700万円の赤字(前年同期はトントン)に転落した。

▲No.3　川本産業 <3604>
　22年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比43.1％減の2億円に落ち込み、4-9月期(上期)計画の3.1億円に対する進捗率は5年平均の74.8％を下回る66.8％にとどまった。

■決算マイナス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　下落率 　発表日　決算期　経常変化率

<7859> アルメディオ 　東２　　 -5.85 　　8/ 3　　　1Q　　　　赤拡
<8256> プロルート 　　ＪＱ　　 -5.57 　　8/ 3　　　1Q　　　　　－
<3604> 川本産業 　　　東２　　 -5.28 　　8/ 3　　　1Q　　　-43.13
<7565> 万世電機 　　　東２　　 -4.18 　　8/ 3　　　1Q　　　 -1.83
<8085> ナラサキ 　　　東２　　 -3.35 　　8/ 3　　　1Q　　　-47.76

<7268> タツミ 　　　　ＪＱ　　 -2.99 　　8/ 3　　　1Q　　　　　－
<3024> クリエイト 　　ＪＱ　　 -2.66 　　8/ 3　　　1Q　　　　赤縮
<5697> サンユウ 　　　東２　　 -2.13 　　8/ 3　　　1Q　　　　黒転
<5446> 北越メ 　　　　東２　　 -1.57 　　8/ 3　　　1Q　　　　赤転
<3712> 情報企画 　　　東２　　 -1.39 　　8/ 3　　　3Q　　　 11.27

<9641> サコス 　　　　ＪＱ　　 -1.30 　　8/ 3　　　3Q　　　-30.40
<2816> ダイショー 　　東２　　 -0.87 　　8/ 3　　　1Q　　　 -4.46
<7539> アイナボＨＤ 　ＪＱ　　 -0.86 　　8/ 3　　　3Q　　　　2.02
<6403> 水道機 　　　　ＪＱ　　 -0.55 　　8/ 3　　　1Q　　　　赤拡

※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした4日大引け株価の変化率」。下落率、経常変化率は「％」。
「1Q」は第1四半期決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース