情報技術がプラスに転じる、「災害時避難誘導支援アプリ」開発を好感

　情報技術開発<9638.T>がプラスに転じてきた。京都駅ビル専門店街ザ・キューブ地下エリアにおいて利用される「災害時避難誘導支援アプリ」を開発したと発表しており、これを好感した買いが入っている。京都駅観光デパート（京都市下京区）と京都駅ビル開発（同）が進める、安心して利用できる安全な駅ビルづくりの一環として開発したもので、情報技術が提供するスマートフォンを活用してＯ２Ｏサービスを実現するためのモバイルソリューション「ＤＡｉＳ Ｐｒｏｍｏｔｉｏｎ」をベースに、ゲリラ豪雨や河川氾濫による地下エリアの浸水や火災などの災害発生時に、施設内に設置されたＢｌｕｅｔｏｏｔｈ機器と、利用客のスマートフォンが連動して、緊急災害速報の通知、避難誘導支援マップの表示、利用客の位置確認を行うことができ、避難口への誘導を支援するというもの。また、Ｂｌｕｅｔｏｏｔｈ機器の電波を受信しているスマートフォンを検知することで、施設内の滞留者の確認を行うことも可能としており、今後、他の商業施設などへの応用などが期待されているようだ。

情報技術の株価は１１時２４分現在９３６円（△２円）


出所：株経通信（株式会社みんかぶ）