【買い】オーエス(9637)：株主優待の権利落ちに向けて上昇する傾向=戸松信博

株主優待の権利落ちに向けて上昇する傾向

毎年1月末と7月末の株主優待の権利落ちに向けて上昇する傾向があります。実際のところ、実際に株主優待の映画館優待カードを利用した際の実質的な利回りはかなりのものとなります。

なお今期はアナと雪の女王などヒット作多く、業績も好調です。2015年1月期上半期の業績は売上が9.5％増の37億6600万円、営業利益が0.8％増の2億2900万円、経常利益が3.8％増の1億5200万円、純利益が23.2％増の8900万円。

これに対し、通期の業績予想は売上が15.8％増の92億9000万円、営業利益が3.2％減の6億円、経常利益が4.6％減の4億3000万円、純利益が2億5000万円（前年同期は1億900万円の赤字）。不動産販売が今期発売物件が好調の様子であり、業績の上ぶれ余地もあると思います。