―決算で売られた銘柄! 下落率ランキング―
企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。
以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある東証1部の銘柄である。株価が決算発表前日の水準から11日大引け現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。
▲No.2 ラクーンHD <3031>
22年4月期の連結経常利益を従来予想の14.8億円→10.8億円(前期は12.1億円)に27.0%下方修正し、一転して11.2%減益見通しとなった。
▲No.3 ファースト住 <8917>
22年10月期第1四半期(21年11月-22年1月)の連結経常利益は前年同期比0.6%減の6.5億円となり、11-4月期(上期)計画の17億円に対する進捗率は38.5%となり、5年平均の38.8%とほぼ同水準だった。
▲No.5 DyDo <2590>
22年1月期の連結経常利益は前の期比1.3%減の56.5億円になり、23年1月期も前期比34.5%減の37億円に落ち込む見通しとなった。
■決算マイナス・インパクト銘柄
コード 銘柄名 市場 下落率 発表日 決算期 経常変化率
<3180> Bガレージ 東1 -28.29 3/ 9 3Q 9.19
<3031> ラクーンHD 東1 -13.66 3/ 4 3Q -13.91
<8917> ファースト住 東1 -11.06 3/ 4 1Q -0.61
<3172> ティーライフ 東1 -10.70 3/ 4 上期 6.62
<2590> DyDo 東1 -10.41 3/ 4 本決算 -34.52
<8057> 内田洋 東1 -9.99 3/ 4 上期 0.75
<2695> くら寿司 東1 -9.17 3/ 9 1Q 189.96
<7856> 萩原工業 東1 -7.63 3/ 7 1Q -48.09
<2198> アイケイケイ 東1 -7.51 3/ 7 1Q 黒転
<9678> カナモト 東1 -7.28 3/ 4 1Q -15.99
<8068> 菱洋エレク 東1 -7.02 3/10 本決算 -8.33
<6387> サムコ 東1 -5.13 3/10 上期 109.16
<9627> アインHD 東1 -4.72 3/ 4 3Q 37.67
<7196> Casa 東1 -4.35 3/10 本決算 -29.69
<4441> トビラシステ 東1 -3.44 3/10 1Q 2.44
<2301> 学情 東1 -3.28 3/ 7 1Q 赤縮
<3854> アイル 東1 -1.50 3/ 7 上期 -11.53
<8142> トーホー 東1 -1.10 3/10 本決算 265.17
※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした11日大引け株価の変化率」。下落率、経常変化率は「%」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。
株探ニュース
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