都市型ドラッグストア継続出店など積極展開
3月2日の決算、18年4月期第3四半期累計の連結経常利益は前年同期比47.3%増の147億円に拡大し、通期計画の185億円に対する進捗率は79.8%に達し、5年平均の69.1%も上回った。
都市型ドラッグストア「アインズ&トルペ」の継続的な出店の実施や、「リップス&ヒップス」及び「ココデシカ」を始めとするオリジナルブランドを積極的に展開。全般的な仕入れの見直しにより粗利率が向上、業務効率化の推進によるコスト低減と相まって、収益の改善が奏功した。
引き続き、「かかりつけ薬剤師・薬局」としての機能を発揮すべく、地域医療との連携、お薬手帳等を活用した薬剤に関する情報の一元的・継続的な把握と、それに基づく薬学的管理・指導の強化及びジェネリック医薬品の使用を促進していくとしている。
チャート面では今年に入り、6400円~7000円台でのボックス相場で推移していたが、2月26日に一旦上抜け。ボックス相場の上限7000円付近まで押してから切り返す、サポレジ転換となったことで、上昇トレンドへの転換の機運が高まり、上昇してくる展開が期待できる。
業種:小売業
時価総額:2540.2億円
PER:27.60倍
PBR:2.80倍