予想株価
350円
現在株価との差
-4,185.0
円
登録時株価
467.0円
獲得ポイント
-4,943.11pt.
収益率
-868.95%
期間
中期投資 (数週間~数ヶ月単位で売り買い)
理由
その他
東九州道工事:橋に亀裂、造り直し 強度計算ミスか
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20100325k0000m040113000c.html
毎日新聞 2010年3月25日 2時30分(最終更新 3月25日 11時14分)
宮崎県日南市で建設中の東九州自動車道「広渡川2号橋」(仮称)で多数のひび割れが見つかり、国土交通省は、橋を取り壊して造り直す方針を決めた。
工事は昨年4月以来、中断しており、工事を請け負う準大手ゼネコン「ハザマ」が自社負担で撤去・再構築を提案し、国交省は了承した。
橋は主要部分を取り壊して工事をやり直す異例の事態となる。
橋は国の直轄事業で、08年9月着工。全長265メートル。総工費10億円で工事進ちょく率は6割。広渡川にかかる橋はつながってはいない。
今年2月に完成予定だったが、昨年4月、右岸側の橋げた部分(115メートル)に多数のひび割れが見つかった。
完成まで橋を支える「仮支柱」に橋げたが約6センチ沈み込んでゆがみが発生したためとされ、ひびは目視できるだけで数十カ所に生じ、
最大で長さ約10メートル。「ヘアークラック」と呼ばれる微細なひびは無数にあるとみられ、★★★設計業者が強度計算を誤った★★★とされる。
国交省は昨夏、有識者による技術検討会議を設置し対策を検討してきた。ハザマは部分的な造り直しやひびに樹脂を充てんして補強する案を示したが、検討会議は今月、長期的な耐久性を懸念する報告書をまとめた。
検討会議は、自動車の重みに長期間耐えられるか、との観点で8回の会議を通じてハザマの補修案の妥当性を検討。
報告書は「橋すべてを取り壊す必要はない」としながらも、「ひび割れ損傷の前例がなく、長期的な耐久性にどう影響するか分からない」と、完成後もたわみなどの監視が必要と指摘した。
報告を受けて国交省は「十数年先の信頼性が担保できない」としてハザマの補修案の受け入れを拒否したが、協議の結果、
ハザマが造り直しを提案したという。国交省宮崎河川国道事務所の伊藤高所長は「ハザマの提案を検討している」と話している。【石田宗久、種市房子、位川一郎】
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国土交通省 九州地方整備局 http://www.qsr.mlit.go.jp/
粗雑工事に係る指名停止措置について【PDF】 http://www.qsr.mlit.go.jp/n-kisyahappyou/h21/090701/index.pdf
記者発表資料
平成21 年7 月1 日
九州地方整備局
粗雑工事に係る指名停止措置について
指名停止措置の概要
1. 指名停止措置業者名: (株)建設技術研究所
業者の住所: 東京都中央区日本橋浜町3-21-1
2. 指名停止措置期間: 平成21年7月1日 ~ 平成21年7月31日(1ヶ月)
3. 指名停止措置の範囲: 九州地方整備局管内
4. 事実概要
本件は、当局宮崎河川国道事務所発注の「東九州自動車道(北郷~日南)広渡川
二号橋上部工工事」において、固定支保工解体時に、仮支柱部の主桁下床版に押し
抜きせん断によるひび割れ・剥離が生じたものである。また、その影響により主桁
が沈下し、想定外のたわみにより、曲げひび割れも生じたものである。
この事実を受け、原因の究明を行ったところ、当該工事に係る詳細設計を受注し
た(株)建設技術研究所が納入した成果品の一部に、架設計画における仮支承の規
模・構造の検討及び照査がなされていないことが判明した。
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今回の問題は、品質問題そのもの、さらには長期間におよぶ建設中断、そして取り壊しによる造り直しという深刻な事態であるが、それだけにとどまらない。
設計ミスでこのような事態に至ったにもかかわらず、多額の造り直し費用は、設計ミスをした会社「㈱建設技術研究所」ではなく、施行を担当したゼネコンが費用負担を申し出たようだ。
「㈱建設技術研究所」の今回の不誠実極まりない対応は、社会からの信用を大きく失墜させることにはならないか。
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20100325k0000m040113000c.html
毎日新聞 2010年3月25日 2時30分(最終更新 3月25日 11時14分)
宮崎県日南市で建設中の東九州自動車道「広渡川2号橋」(仮称)で多数のひび割れが見つかり、国土交通省は、橋を取り壊して造り直す方針を決めた。
工事は昨年4月以来、中断しており、工事を請け負う準大手ゼネコン「ハザマ」が自社負担で撤去・再構築を提案し、国交省は了承した。
橋は主要部分を取り壊して工事をやり直す異例の事態となる。
橋は国の直轄事業で、08年9月着工。全長265メートル。総工費10億円で工事進ちょく率は6割。広渡川にかかる橋はつながってはいない。
今年2月に完成予定だったが、昨年4月、右岸側の橋げた部分(115メートル)に多数のひび割れが見つかった。
完成まで橋を支える「仮支柱」に橋げたが約6センチ沈み込んでゆがみが発生したためとされ、ひびは目視できるだけで数十カ所に生じ、
最大で長さ約10メートル。「ヘアークラック」と呼ばれる微細なひびは無数にあるとみられ、★★★設計業者が強度計算を誤った★★★とされる。
国交省は昨夏、有識者による技術検討会議を設置し対策を検討してきた。ハザマは部分的な造り直しやひびに樹脂を充てんして補強する案を示したが、検討会議は今月、長期的な耐久性を懸念する報告書をまとめた。
検討会議は、自動車の重みに長期間耐えられるか、との観点で8回の会議を通じてハザマの補修案の妥当性を検討。
報告書は「橋すべてを取り壊す必要はない」としながらも、「ひび割れ損傷の前例がなく、長期的な耐久性にどう影響するか分からない」と、完成後もたわみなどの監視が必要と指摘した。
報告を受けて国交省は「十数年先の信頼性が担保できない」としてハザマの補修案の受け入れを拒否したが、協議の結果、
ハザマが造り直しを提案したという。国交省宮崎河川国道事務所の伊藤高所長は「ハザマの提案を検討している」と話している。【石田宗久、種市房子、位川一郎】
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国土交通省 九州地方整備局 http://www.qsr.mlit.go.jp/
粗雑工事に係る指名停止措置について【PDF】 http://www.qsr.mlit.go.jp/n-kisyahappyou/h21/090701/index.pdf
記者発表資料
平成21 年7 月1 日
九州地方整備局
粗雑工事に係る指名停止措置について
指名停止措置の概要
1. 指名停止措置業者名: (株)建設技術研究所
業者の住所: 東京都中央区日本橋浜町3-21-1
2. 指名停止措置期間: 平成21年7月1日 ~ 平成21年7月31日(1ヶ月)
3. 指名停止措置の範囲: 九州地方整備局管内
4. 事実概要
本件は、当局宮崎河川国道事務所発注の「東九州自動車道(北郷~日南)広渡川
二号橋上部工工事」において、固定支保工解体時に、仮支柱部の主桁下床版に押し
抜きせん断によるひび割れ・剥離が生じたものである。また、その影響により主桁
が沈下し、想定外のたわみにより、曲げひび割れも生じたものである。
この事実を受け、原因の究明を行ったところ、当該工事に係る詳細設計を受注し
た(株)建設技術研究所が納入した成果品の一部に、架設計画における仮支承の規
模・構造の検討及び照査がなされていないことが判明した。
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今回の問題は、品質問題そのもの、さらには長期間におよぶ建設中断、そして取り壊しによる造り直しという深刻な事態であるが、それだけにとどまらない。
設計ミスでこのような事態に至ったにもかかわらず、多額の造り直し費用は、設計ミスをした会社「㈱建設技術研究所」ではなく、施行を担当したゼネコンが費用負担を申し出たようだ。
「㈱建設技術研究所」の今回の不誠実極まりない対応は、社会からの信用を大きく失墜させることにはならないか。
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