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2020/11/11 - 建設技研(9621) の関連ニュース。 クラレ<3405.T>=上げ足早め4日続伸。同社はきょう午後1時頃に、20年12月期通期の連結業績予想を修正。営業利益見通しは前期比26.2%減の400億円(従来予想は330億円)に上方修正した。売上高見通しも同9.7%減の5200億円(従来予想は5100億円)に引き上げた。各国の景気刺激策が下支えとなり、中国や米国を中心に主力用途である自動車や電子デバイス、ディスプレーなどの需要に回復の兆しがみられることから業績予想を見直したとしている。 建設技研研究所<9621.T>=急動意。一時約7%高で226

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<動意株・11日>(大引け)=クラレ、建設技研、ツクイなど

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2020/11/11 15:02
<動意株・11日>(大引け)=クラレ、建設技研、ツクイなど  クラレ<3405.T>=上げ足早め4日続伸。同社はきょう午後1時頃に、20年12月期通期の連結業績予想を修正。営業利益見通しは前期比26.2%減の400億円(従来予想は330億円)に上方修正した。売上高見通しも同9.7%減の5200億円(従来予想は5100億円)に引き上げた。各国の景気刺激策が下支えとなり、中国や米国を中心に主力用途である自動車や電子デバイス、ディスプレーなどの需要に回復の兆しがみられることから業績予想を見直したとしている。

 建設技研研究所<9621.T>=急動意。一時約7%高で2267円まで駆け上がり、9月末につけた戻り高値2100円を大陽線で上回ってきた。総合建設コンサルタントで、河川や道路の調査などで実績が高いほかICTを活用した防災・減災でも強みを持つ。政府が推進する国土強靱化計画に絡み受注残も高水準で、足もとの業績は好調だ。10日と取引終了後に発表した20年1~9月期決算は営業利益段階で前年同期比12%増の38億1500万円と2ケタ伸長を達成したが、7~9月期でみれば前年同期比60%という伸び率で注目を誘った。PER11倍前後、PBR1倍割れ水準と指標面でも割安感があり、水準訂正余地を見込んだ買いが勢いを増している。

 ツクイホールディングス<2398.T>=急反発。10日の取引終了後に発表した第2四半期累計(4~9月)連結決算が、売上高464億3900万円(前年同期比3.2%増)、営業利益21億300万円(同16.1%増)、純利益11億4300万円(同25.5%増)と2ケタ営業増益となったことが好感された。主力のデイサービス事業で、8~9月の新型コロナウイルス感染拡大の第2波の影響により新規顧客数の減少が見られたものの、1人当たりの月間利用回数及び顧客単価が伸長したことが寄与した。なお、21年3月期通期業績予想は、売上高943億6700万円(前期比3.5%増)、営業利益33億3200万円(同21.4%減)、純利益21億6700万円(同10.3%増)の従来見通しを据え置いている。

 レオン自動機<6272.T>=大幅高。同社は10日取引終了後に、21年3月期第2四半期累計(4~9月)の連結決算を発表。営業利益は前年同期比44.1%減の10億6200万円となり、従来予想の2億7000万円から上振れ着地した。売上高は同21.5%減の114億1500万円(従来予想は108億4000万円)で着地。新型コロナウイルス感染症の影響が続くなかでも、前期の受注案件を計画通り納められたことや販管費を想定よりも抑えられたことなどが寄与した。これを受けて、21年3月期通期の連結業績予想を上方修正。売上高見通しは前期比17.9%減の220億9000万円(従来予想は220億3000万円)、営業利益見通しは同63.3%減の10億6000万円(従来予想は6億円)に引き上げた。あわせて、今期の配当計画も修正。中間配当は従来計画比1円増額の7円、期末配当は従来計画比3円増額の8円とし、年間配当は従来計画比4円増額の15円(前期実績は22円)となる。

 物語コーポレーション<3097.T>=急伸、年初来高値を更新。10日の取引終了後に発表した21年6月期第1四半期(7~9月)の連結決算で経常利益が前年同期比80.6%増の17億8800万円に拡大して着地。新型コロナウイルス感染拡大の影響が直撃した4~6月期(6億7500万円の赤字)から収益が急回復したことが好材料視されているようだ。「焼肉きんぐ」を展開する主力の焼肉部門が直営既存店売上高の伸長や郊外ロードサイドへの積極出店で、2ケタ増収を達成したことが収益を牽引した。また、販管費を抑制したことなども大幅増益につながった。上期計画の21億2100万円に対する進捗率は8割を超えており、業績上振れ期待も浮上している。

 カシオ計算機<6952.T>=2000円台復帰。株価は前日比14.7%高の2101円まで上値を伸ばした。10日の取引終了後、21年3月期の連結経常利益を従来予想の50億円から90億円(前期比68.4%減)に引き上げており、これが好材料視された。上期業績の上振れを反映し、通期見通しを上方修正した。上期業績は、新型コロナウイルス感染拡大の影響で第1四半期に落ち込んだ時計販売が、足もとで中国が牽引する形で主力の腕時計「Gショック」を中心に急回復したほか、構造改革の早期完遂で事業収益構造が大幅に改善した楽器は巣ごもり需要を捉え、増収増益を達成している。

 ※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:MINKABU PRESS
配信元: みんかぶ

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