1. 会社概要
イチネンホールディングス<9619>は、1930年に石炭販売を主要業務とする黒田重太郎商店として創業した。その後は時代の変化に合わせて自動車リース業、自動車メンテナンス受託事業、パーキング事業、ケミカル事業等へと事業領域を拡大した。事業が幅広く分散されているため、業績が比較的安定しているのが特色である。
2. 沿革
同社の当初の主力事業は、石炭販売であったが、戦後に入り、国内のエネルギー市場が石炭から石油へ変わるのに合わせて1963年に黒田商事株式会社を設立、その後1969年に商号を株式会社イチネンに変更し、同時に自動車リース業を開始した。さらに1980年には自動車メンテナンス受託事業、2002年にはパーキング事業、2004年にはケミカル事業へと事業領域を拡大し、2008年には持株会社体制に移行し、商号を株式会社イチネンホールディングスに変更した。現代表取締役社長の黒田雅史(くろだまさし)氏が2009年に社長に就任したが、その後もM&Aを含めて機械工具販売、合成樹脂など事業の多角化を進め、現在に至っている。株式については、1994年に大阪証券取引所市場第2部に上場、その後2005年には東京証券取引所及び大阪証券取引所市場第1部に上場されている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 寺島 昇)
<MH>
この銘柄の最新ニュース
イチネンHDのニュース一覧- 今週の決算発表予定 レーザーテク、三菱商、東電HDなど (4月30日~5月2日) 今日 15:40
- 新任社外取締役候補者の選任に関するお知らせ 2024/04/09
- 東京電力パワーグリッド株式会社より感謝状受領のご報告(株式会社イチネンTDリース) 2024/04/08
- 当社非連結子会社による子会社(孫会社)設立に関するお知らせ 2024/04/03
- 出来高変化率ランキング(10時台)~ITbookHD、ソースネクストなどがランクイン 2024/03/12
マーケットニュース
- 来週の株式相場に向けて=5月「FOMC」経てハイテク株上昇はあるか (04/26)
- 東京株式(大引け)=306円高と反発、日銀の「現状維持」受け買い膨らむ (04/26)
- 26日香港・ハンセン指数=終値17651.15(+366.61) (04/26)
- 来週の為替相場見通し=ドル高・円安の流れが継続か (04/26)
イチネンホールディングスの取引履歴を振り返りませんか?
イチネンホールディングスの株を取引したことがありますか?みんかぶアセットプランナーに取引口座を連携すると売買履歴をチャート上にプロットし、自分の取引を視覚的に確認することができます。
アセットプランナーの取引履歴機能とは※アセプラを初めてご利用の場合は会員登録からお手続き下さい。