北陸ガス、今期経常を一転8％増益に上方修正

　北陸ガス <9537> [東証２] が11月7日後場(14:00)に決算を発表。20年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常損益は3.8億円の黒字(前年同期は900万円の赤字)に浮上して着地した。
　併せて、通期の同利益を従来予想の14.5億円→18.9億円(前期は17.5億円)に30.3％上方修正し、一転して7.8％増益見通しとなった。

　会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益は前年同期比14.6％減の15億円に減る計算になる。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結経常損益は7億円の赤字(前年同期は7.1億円の赤字)に赤字幅が縮小し、売上営業損益率は前年同期の-7.9％→-6.8％に改善した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　第２四半期連結累計期間において原料ガスのＬＮＧの価格が予想を下回って推移し、今後も同様の見通しであることから売上や原料費の見込みを修正したほか、見附市ガス事業譲受けの準備費用など諸経費の見直しも踏まえ、連結・個別とも2019年５月15日に公表した2020年３月期の業績予想を上記の通り修正いたします。（注）上記の予想につきましては、現時点で入手可能な情報に基づいて作成したものであり、実際の業績は今後、様々な要因によって予想数値と異なる場合があります。