当第3四半期累計期間においては、主力のバイオマス発電事業が収益成長を牽引した。前年度に長期間の停止を余儀なくされた徳島津田バイオマス発電所が今期はフル稼働に近い状態で推移しており、前年同期との大きな差として業績に寄与した。御前崎港バイオマスエナジーは夏場の不具合による約2ヶ月間の追加停止を経て足元は順調に稼働を再開しており、2025年9月に運転を開始した唐津バイオマスエナジーの新規連結も収益を大きく押し上げた。同社は各バイオマス発電所の年1回・約1ヶ月弱の定期点検期間を除き、各拠点のフル稼働を維持する方針で、来期以降も安定したキャッシュ・フローの創出を見込んでいる。
新たな成長領域である蓄電事業およびNon-FIT太陽光事業も、中期経営計画の目標を上回る勢いで進展している。2025年10月に稼働した「姫路蓄電所」では、需給調整市場等での市場販売型運用が足元で極めて順調に推移している。今後、苫小牧、白老、森町などの大型案件が本格稼働する2028年度以降には、蓄電事業全体で売上高110億〜120億円、営業利益40億〜50億円規模の貢献を想定しており、EBITDAベースでは中期経営計画の目標値(65億円)を上回る75億〜85億円が既に射程圏内に入っている。また、Non-FIT太陽光事業では、耕作放棄地等を活用する小規模分散型モデルにおいて、高品質な発電所の標準化と安定収益化を証明したことで、223億円の大型プロジェクトファイナンスの組成に成功しており、事業拡大の再現性を確立した。
2026年3月期通期の連結業績予想については、売上収益905.00億円、営業利益93.00億円とする期初計画を据え置いている。一部拠点の稼働停止影響はあったものの、スポット燃料価格の低位推移や徹底した経費削減により通期業績への影響は軽微であるとしている。同社は過去の運転開始遅延等の課題を真摯に受け止め、現在の最優先事項として「安定稼働の継続」を市場に示すことで信頼回復を図るとともに、収益性の高い蓄電事業を次なる成長基軸として着実に育てていく方針だ。
<KM>
この銘柄の最新ニュース
レノバのニュース一覧- 「JPXスタートアップ急成長100指数」の構成銘柄への選定に関するお知らせ 2026/03/04
- 前日に動いた銘柄 part2 光陽社、テクニスコ、タカノなど 2026/02/26
- 【↑】日経平均 大引け| 続急伸、終始リスク選好で最高値を更新 (2月25日) 2026/02/25
- 【↓】日経平均 大引け| 3日ぶり反落、イラン情勢の緊迫化で売り優勢 (2月20日) 2026/02/20
- [PTS]ナイトタイムセッション17時30分時点 上昇140銘柄・下落160銘柄(東証終値比) 2026/02/19
マーケットニュース
- イラン発エネルギー危機で動揺、「省エネ」需要拡大の経験則は有効か <株探トップ特集> (03/10)
- 明日の株式相場に向けて=中東情勢とスタグフレーションの足音 (03/10)
- NY各市場 3時台 ダウ平均は330ドル高 原油は81ドル台 (03/11)
- NY各市場 2時台 ダウ平均は345ドル高 原油が一時80ドル割れ (03/11)
おすすめ条件でスクリーニング
レノバの取引履歴を振り返りませんか?
レノバの株を取引したことがありますか?みんかぶアセットプランナーに取引口座を連携すると売買履歴をチャート上にプロットし、自分の取引を視覚的に確認することができます。
アセットプランナーの取引履歴機能とは
※アセプラを初めてご利用の場合は会員登録からお手続き下さい。