「再生可能エネルギー」が1位にランク、30年度の電源比率目標36~38%に引き上げへ<注目テーマ>
1 再生可能エネルギー
2 半導体製造装置
3 電気自動車関連
4 脱炭素
5 2021年のIPO
6 ポストコロナ
7 パワー半導体
8 デジタルトランスフォーメーション
9 東京オリンピック
10 グローバルニッチ
みんかぶと株探が集計する「人気テーマランキング」で、「再生可能エネルギー」が1位となっている。
中長期的なエネルギー政策の方向性を示す「エネルギー基本計画」の見直しに向けた原案が、21日に経済産業省が開いた総合資源エネルギー調査会・基本政策分科会で公表された。菅首相が4月に表明した「温室効果ガスの排出量を2030年度に13年度比で46%削減」の達成に向けた道筋を示すことが重要なテーマとされ、30年度の総発電量のうち再生可能エネルギーで36~38%(現行目標は22~24%)賄う方針を掲げた。
再生可能エネの内訳は太陽光が約15%、水力が約10%、風力が約6%、バイオマスが約5%、地熱が約1%と想定。30年度の発電量は3300億~3500億キロワット時を見込み、これまでに公表した対策強化メニューで見込まれる3126億キロワット時と比較すると200億~400億キロワット時を積み増す必要がある。
脱炭素化が世界の潮流となっていることから再生可能エネ事業を手掛ける企業のビジネス機会は更に拡大することが予想され、ウエストホールディングス<1407.T>、ジー・スリーホールディングス<3647.T>、Abalance<3856.T>、サニックス<4651.T>、テスホールディングス<5074.T>、日立造船<7004.T>、エフオン<9514.T>、イーレックス<9517.T>、レノバ<9519.T>などから目が離せない。
出所:MINKABU PRESS
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