中央経済ＨＤ、上期経常を一転18％増益に上方修正

　中央経済社ホールディングス <9476> [東証Ｓ] が5月6日大引け後(15:30)に業績修正を発表。22年9月期第2四半期累計(21年10月-22年3月)の連結経常利益を従来予想の4300万円→1億1700万円(前年同期は9900万円)に2.7倍上方修正し、一転して18.2％増益見通しとなった。
　なお、通期の経常利益は従来予想の8500万円(前期は1億8300万円)を据え置いた。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　当社グループの中核事業である出版事業では、前期に比べ新刊点数・部数がともに伸びたことや増刷点数が減少したものの部数が伸びたことに加え、返品が減少したことなどにより売上が増加いたしました。さらに、コロナ禍における巣ごもり需要を見据え、前年から既存商品の電子化を進めてきたものが今期数字として表れた結果、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する四半期純利益がともに大きく増加いたしました。　なお、2022年9月期の通期連結業績予想につきましては、2021年11月10日に公表いたしました「2021年9月期　決算短信」に記載の業績予想に、現時点で変更はありません。