会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の6.2億円→3.4億円(前年同期は6億円)に45.6%減額し、一転して43.6%減益計算になる。
株探ニュース
会社側からの【修正の理由】
通期の連結業績予想に関して、売上高については、既存事業の販売促進支援サービスが堅調に推移したものの、一部で販売促進の調整があったことや新型コロナウイルス感染症の広がりによる店舗運営の安定化、混雑回避のため広告自粛の影響があり前回の予想を下回る見込みとなりました。また、2019年7月31日に公表した「新たな事業の開始に関するお知らせ」のとおり、電子棚札ソリューションを開始しており、事業の開始準備費、システム開発費、テスト導入費、営業開発人員の採用等により先行費用として約2億円を計上したことに伴い、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益が前回の予想を下回る見込みとなりました。 電子棚札ソリューションについては、2019年7月以降、当初想定していた流通小売業をはじめ、その他業種からも多くの引き合いを頂いております。欧米やアジア諸国では、電子棚札は省人化を図りつつ、デジタルで販売促進を行うためのツールとして急速に需要拡大しており、日本においてもコンビニエンスストアやスーパーマーケット等がかかえる少子高齢化の進展による人手不足、フードロス・廃棄ロス問題や消費者行動の変化に対応していくひとつの手段であり、ニーズが拡大していくと見込んでおります。※業績予想につきましては、現在入手可能な情報に基づき作成したものであり、実施の業績は今後の様々な要因により予想数値と異なる場合があります。
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