底値を脱し短期的な上昇局面に
日本の通信事業最大手であるNTTグループの持株会社。
TOPIX Core30の構成銘柄の一つ。
1985年設立、本社所在地は東京都千代田区。
■注目理由
9月21日終値時点でPER13.07倍、PBR1.11倍、配当利回りは2.55%となっており、過去比較によると割高と言える。
一方で、17年3月期第1四半期(4-6月)の業績は売上高0.4%増、経常利益21.4%増となった。(8月5日発表)
増収増益に着地し、好調な業績から今後の人気化も期待できるだろう。
JPモルガン証券は14日付のリポートで以下のような見解を示している。
「目標株価6100円を据え置き、強気を継続する。
地域通信事業におけるコスト削減は我々の想定を上回って進捗しており、2Q以降の業績予想の反映させた。
同事業の業績アップサイドが自助努力のコスト削減にあり、見通しがききやすいと見ることから、これに起因した上期決算での連結業績計画上方修正を予想する。
また業績計画修正に伴う株主還元強化にも我々は期待している。」
(出典:2016年9月16日 Kabutanニュース)
一目均衡表の雲が株価の上にあるが、株価は5日、25日移動平均を上抜けしており上昇圧力の高まりが伺われる。
好調な業績を背景にさらなる値上がりが期待できるだろう。
10月は同社に注目してみてはいかがだろうか。