大東港運、今期経常を10％上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も3円増額

　大東港運 <9367> [ＪＱ] が2月8日大引け後(15:00)に業績・配当修正を発表。22年3月期の連結経常利益を従来予想の10億円→11億円(前期は9億円)に10.0％上方修正し、増益率が10.9％増→22.0％増に拡大し、従来の2期ぶりの過去最高益予想をさらに上乗せした。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の4.1億円→5.1億円(前年同期は5.2億円)に24.2％増額し、減益率が20.9％減→1.7％減に縮小する計算になる。

　業績好調に伴い、期末一括配当を従来計画の14円→17円(前期は14円)に増額修正した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　2022年３月期の通期連結業績予想は、新型コロナウイルス感染症蔓延の影響により外食需要が低迷する一方で巣ごもり需要が堅調となり、安定的な受注を確保することができました。また、経費の抑制および投資有価証券売却益等により、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益は前回予想を上回る見通しとなりましたので、上記の通り業績予想を修正いたします。

　当社は、株主の皆様への長期的な利益還元を重要な課題と考え、安定的な配当を行う事を基本としております。2022年3月期の期末配当予想につきましては、前回公表時において、1株あたり14円としておりましたが、上記業績予想の修正などを踏まえ、1株あたり17円に修正いたします。