梱包事業部門の売上高は前期比16.6%増の120.86億円、セグメント利益は同18.3%増の12.32億円となった。国際航空貨物及び制御システム取扱いにおける新規案件が大きく寄与したほか、工作機械の取扱いが国内外共に好調に推移したことで、売上高及びセグメント利益ともに増加した。
運輸事業部門の 売上高は同10.7%増の24.34億円、セグメント利益は同56.5%増の0.73億円となった。無線通信機器の取扱いが減少したものの、医療機器及び工作機械並びに国際航空貨物の取扱いが増加したことにより、売上高及びセグメント利益ともに増加した。
倉庫事業部門の売上高は同1.0%増の18.19億円、セグメント利益は同11.4%減の3.30億円となった。前期発生したスポット売上がなくなったことに加え、医療機器の取扱いが減少したものの国際航空貨物取扱いにおける新規案件の開始が寄与したことにより、売上高は前年同期とほぼ同水準となった。利益面については、前期発生したスポット売上がなくなったこと及び新規案件一部計画未達によりセグメント利益は減少となった。
賃貸ビル事業部門の売上高は同8.0%増の2.82億円、セグメント利益は同38.1%増の1.06億円となった。フリーレント期間が終了したことにより、売上高及びセグメント利益ともに増加した。
2019年3月期の通期連結業績予想については、売上高は前期比0.7%増の165.00億円、営業利益は同10.2%増の9.00億円、経常利益は同13.8%増の8.10億円、親会社株主に帰属する当期純利益は同4.5%増の4.80億円としている。なお、18年3月期の期末配当金について、前回予想から2.00円増額し1株当たり24.00円に修正することを発表した。
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