決算プラス・インパクト銘柄 【東証スタンダード・グロース】寄付 … 北興化、エクスＭ、日エンター (10月6日発表分)

―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある東証スタンダード・グロースの銘柄である。株価が決算発表前日の10月5日から6日の決算発表を経て10日9時27分現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.1　岡野バ <6492>
　23年11月期第3四半期累計(22年12月-23年8月)の連結経常利益は前年同期比2.5倍の4億9900万円に急拡大し、通期計画の4億0700万円に対する進捗率が122.6％とすでに上回り、さらに前年同期の35.2％も超えた。

★No.2　北興化 <4992>
　23年11月期第3四半期累計(22年12月-23年8月)の連結経常利益は前年同期比2.8％増の55.7億円となり、通期計画の53億円に対する進捗率が105.3％とすでに上回り、さらに5年平均の89.3％も超えた。

★No.3　日エンター <4829>
　24年5月期第1四半期(6-8月)の連結経常利益は前年同期比92.0％増の4800万円に拡大したが、通期計画の2億2000万円に対する進捗率は21.8％となり、5年平均の24.1％とほぼ同水準だった。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　上昇率 　発表日　決算期　経常変化率

<6492> 岡野バ 　　　　東Ｓ　　 +3.24 　 10/ 6　　　3Q　　　152.02
<4992> 北興化 　　　　東Ｓ　　 +2.63 　 10/ 6　　　3Q　　　　2.82
<4829> 日エンター 　　東Ｓ　　 +2.44 　 10/ 6　　　1Q　　　 92.00
<5900> ダイケン 　　　東Ｓ　　 +2.29 　 10/ 6　　上期　　　　1.64
<4394> エクスＭ 　　　東Ｇ　　 +1.10 　 10/ 6　　　3Q　　　-39.04

<9313> 丸八倉 　　　　東Ｓ　　 +0.57 　 10/ 6　　　3Q　　　 -2.90
<3815> メディア工房 　東Ｇ　　 +0.38 　 10/ 6　本決算　　　 12.24

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした10日9時27分株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース