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2024/11/15 - ヤマタネ(9305) の関連ニュース。~持続可能な農業の実現に向けた農業における収益性の向上と環境負荷低減へ~ 株式会社ヤマタネ(本社:東京都江東区、代表取締役社長:河原田 岩夫、証券コード:9305)は、株式会社NEWGREEN(本社:東京都小金井市、代表取締役CEO:山中大介、代表取締役COO:中條 大希、以下「NEWGREEN」)への出資を決定しましたことをお知らせいたします。

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株式会社NEWGREEN への出資に関するお知らせ

配信元:PR TIMES
投稿:2024/11/15 16:48
~持続可能な農業の実現に向けた農業における収益性の向上と環境負荷低減へ~

 株式会社ヤマタネ(本社:東京都江東区、代表取締役社長:河原田 岩夫、証券コード:9305)は、株式会社NEWGREEN(本社:東京都小金井市、代表取締役CEO:山中大介、代表取締役COO:中條 大希、以下「NEWGREEN」)への出資を決定しましたことをお知らせいたします。




【背景】
 ヤマタネグループ(以下、「ヤマタネ」)は、1924(大正13)年の創業以来「安全」「安心」「良食味」のお米を提供するため、全国の産地と連携し、強固な関係を構築してまいりました。コーポレートメッセージとして“「続く」を支える。”を掲げており、全てのステークホルダーの「続く」を支えていくことや、バリューチェーン全体を通して持続可能な社会の実現に取り組むことなどをサステナビリティ方針として定めています。その実現に向け、「地域コミュニティ及び生産地と農業の発展」を掲げ、持続可能な農業の実現に寄与するための事業を推進しています。

 NEWGREEN は、農業における生産性向上と環境負荷低減の両立を実現させるために、コメの高単価販売・低コスト栽培を事業戦略の柱としています。高単価販売については、高収益が見込める有機米の栽培を促進させるため、自動抑草ロボであるアイガモロボを開発・製造し、有機米の集荷・販売を行っています。有機米の集荷・販売においては、相応の販売先を確保しており、生産者との事前契約による安定集荷を実現しています。また、低コスト栽培については、同社が販売する菌根菌資材MYKOS(R)(※1.)等を活用した乾田直播・節水型栽培(※2.)の導入により、農作業で大きな割合を占める育苗・田植え・水管理などといった作業の負荷軽減を実現しています。加えて、同栽培方法はメタンガスを始めとする温室効果ガスの排出を抑制する効果が期待できることから、環境負荷低減に繋がる可能性があります。

(※1.)「MYKOS(R)」: 米国RTI(Reforestation Technologies International)社が製造し、米州とEU 以外のグローバルマーケットではバイオシードテクノロジーズ株式会社(東京都港区、代表取締役:広瀬 陽一郎)が販売する菌根菌資材。植物の根に共生し、土壌中に菌⽷を張り巡らせて、根の届かない範囲から植物の栄養であるリン酸などの養分や水を吸収し、宿主である稲に供給する。
(※2.) 乾田直播・節水型栽培:水張りをしていない田んぼに直接種もみを撒く方法のこと。田起こし、水張り、代掻き、苗代づくり、田植えなどの農作業が不要となる。菌根菌資材やバイオステュミラント資材を活用することで、従来より水が少ない環境でも稲の生育が可能となる。水を張らないことにより除草等における新しいノウハウが必要になるものの、農作業全体の工数は大幅に減少する。

【出資の目的】
 コメ生産者は高齢化による離農や収益性が低いことを理由に減少の一途を辿っています。また、温暖化に起因すると考えられる異常気象により収穫量は影響を受けやすく、コメの安定供給のためには収益性の向上と環境負荷低減が必須の課題です。この様な状況下で、NEWGREEN が販売するアイガモロボや菌根菌資材等の導入はコメ生産の省人化による収益性の向上が見込まれ、乾田直播・節水型栽培は温室効果ガスの排出量低減も期待されます。加えて、温室効果ガスの排出量削減はコメに新たな価値を付与できる可能性があります。これらは、当社が目指す「持続可能な農業の実現」にとって⾮常に有効な手法の一つであると考えます。
 今後、協業を通じて、ヤマタネとNEWGREEN は共に持続可能な農業の実現を目指してまいります。

【会社概要】


【今後の見通し】
 本件によるヤマタネ連結業績へ与える影響は軽微であります。なお、今後公表すべき事項が発生した場合には、速やかに開示いたします。

【本件に関するお問い合わせ】
株式会社ヤマタネ 経営企画部 広報担当
TEL:03-3820-1116 E-mail:kikaku@yamatane.co.jp
配信元: PR TIMES

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