決算プラス・インパクト銘柄 【東証プライム】寄付 … ベイカレント、イオンモール、イオンＦＳ (7月11日発表分)

―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある東証プライムの銘柄である。株価が決算発表前日の7月10日から11日の決算発表を経て12日9時27分現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.1　ベイカレント <6532>
　25年2月期第1四半期(3-5月)の最終利益(非連結)は前年同期比19.7％増の69.7億円に伸びたが、通期計画の303億円に対する進捗率は23.0％となり、5年平均の21.2％とほぼ同水準だった。

★No.2　ＰＲＴＩＭＥ <3922>
　25年2月期第1四半期(3-5月)の連結経常利益は前年同期比41.1％増の4.8億円に拡大し、3-8月期(上期)計画の8.3億円に対する進捗率は58.0％に達し、5年平均の46.2％も上回った。

★No.3　いちご <2337>
　25年2月期第1四半期(3-5月)の連結経常利益は前年同期比2.5倍の37.1億円に急拡大し、通期計画の120億円に対する進捗率は31.0％となり、5年平均の29.0％とほぼ同水準だった。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　上昇率 　発表日　決算期　経常変化率

<6532> ベイカレント 　東Ｐ 　 +13.96 　　7/11　　　1Q　　　 17.98
<3922> ＰＲＴＩＭＥ 　東Ｐ 　 +13.88 　　7/11　　　1Q　　　 41.11
<2337> いちご 　　　　東Ｐ 　 +13.05 　　7/11　　　1Q　　　152.96
<1419> タマホーム 　　東Ｐ 　 +11.07 　　7/11　本決算　　　　7.17
<7888> 三光合成 　　　東Ｐ 　 +10.81 　　7/11　本決算　　　 12.04

<8905> イオンモール 　東Ｐ 　 +10.48 　　7/11　　　1Q　　　　7.81
<9216> ビーウィズ 　　東Ｐ　　 +9.79 　　7/11　本決算　　　 25.84
<7513> コジマ 　　　　東Ｐ　　 +9.64 　　7/11　　　3Q　　　 35.36
<6136> ＯＳＧ 　　　　東Ｐ　　 +9.22 　　7/11　　上期　　　　6.91
<8570> イオンＦＳ 　　東Ｐ　　 +4.97 　　7/11　　　1Q　　　 66.64

<9765> オオバ 　　　　東Ｐ　　 +4.31 　　7/11　本決算　　　　3.68
<4530> 久光薬 　　　　東Ｐ　　 +3.34 　　7/11　　　1Q　　　 -2.64
<2791> 大黒天 　　　　東Ｐ　　 +3.30 　　7/11　本決算　　　 12.12
<8008> ４℃ホールデ 　東Ｐ　　 +1.73 　　7/11　　　1Q　　　-22.94
<4432> ウイングアク 　東Ｐ　　 +1.63 　　7/11　　　1Q　　　 -5.72

<9740> ＣＳＰ 　　　　東Ｐ　　 +1.49 　　7/11　　　1Q　　　 -7.34
<2305> スタ・アリス 　東Ｐ　　 +1.47 　　7/11　　　1Q　　　　赤縮
<4187> 大有機 　　　　東Ｐ　　 +0.62 　　7/11　　上期　　　 -4.15
<9716> 乃村工芸社 　　東Ｐ　　 +0.46 　　7/11　　　1Q　　　327.00

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした12日9時27分株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース