好業績の成長期待が続き株価は再び上昇トレンドへ
時価総額:1662億円
PER:35.52倍
PBR: 6.59倍
小売・物流業務の一括受託(3PL)を主軸とし、低温食品物流に強みを持っている。宅配は「桃太郎便」ブランドで全国にまたがる事業拠点を有する。EC関連の物流が増加し、高成長が続く。
業績面では10/31に中間決算を発表し、売上高は前期比16.4%増、営業利益は同30.7%増と好調を確認。成長著しいEC市場の需要増に加えて同社の強みでもある低温食品物流を軸とした食品物流も着実増で事業拡大傾向が続く。上期は期初計画を上回り、通期に対する経常利益進捗率は48.5%と過去最高益を記録した前期を上回る。
株価は10月に調整する場面がみられたものの、下げは一過性のものにとどまり緩やかに回復する動きを見せる。テクニカルのMACDは好転してきており、目先の売り物をこなせば再び上昇トレンドに回帰するものとみる。年末商戦が徐々に近づく中、次回決算に向けた業績期待の買いがはいりやすくなってくるだろう。