物流センター事業の営業収益は前年同期比10.4%増の227.62億円、営業利益は同9.4%増の28.74億円となった。増収増益の主な要因については、物流センター運営の充実と前年度及び当年度に受託した新規センターが順次業績に寄与したこと、2023年6月に京阪久宝HD、2023年7月にサカイアゼットロジを子会社化したことによる。また、新規受託の概況については、4社の物流を受託している。稼働状況については、前期受託した4社を含めた8社のうち5社が稼働している。残り3社については、第2四半期以降の稼働を目指して準備を進めていくとしている。なお、物流センターの総数は、187センターとなっている。
貨物自動車運送事業の営業収益は同4.1%増の129.82億円、営業利益は同27.2%増の4.02億円となった。増収増益の主な要因については、前年に比べて輸送物量が増加したことや運賃値上げ交渉による効果があったことによる。今後については、新規案件の獲得やグループ内での取引拡大を進め、物量の増加に努めるとともに、管理強化による輸送コストの抑制に取り組み、さらなる収益の確保に努めていくとしている。
2025年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比3.9%増の1,460.00億円、営業利益が同2.6%増の129.00億円、経常利益が同5.1%増の138.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同3.6%増の86.00億円とする期初計画を据え置いている。
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