物流センター事業の営業収益は前年同期比8.0%増の406.85億円、営業利益は同7.3%増の49.05億円となった。増収増益の主な要因は、物流センター運営の充実と前年度及び当年度に受託した新規センターが順次業績に寄与したこと、東日本急行を子会社化したことによる。また、新規受託の概況は、8社の物流を受託している。稼働状況は、前期受託した2社を含めた10社のうち6社稼働している。残り4社は、第3四半期以降の稼働を目指し準備を進めている。なお、物流センターの総数は、152センターとなっており、第3四半期には新たに山口県内で自社センターの竣工を予定している。
貨物自動車運送事業の営業収益は前年同期比2.8%増の242.77億円、営業利益は同22.4%減の7.21億円となった。増収の主な要因は、燃料単価高騰による影響を価格転嫁できたことや2021年10月に大一運送、2022年2月に中神運送を子会社化したことによる。減益の主な要因は、営業収益の増加や積載率の向上、輸送コストの抑制に取り組んだが、外注費増加の影響を受けたこと等による。
2023年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比5.5%増の1,320.00億円、営業利益が同7.1%増の119.00億円、経常利益が同3.7%増の124.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同2.6%増の73.00億円とする期初計画を据え置いている。
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