物流センター事業の営業収益は前期比7.6%増の769.63億円、営業利益は同13.0%増の93.10億円となった。物流センター運営の充実と新規に受託したセンターが順次業績に寄与したことや2021年2月の栄進急送及びマルコ物流の子会社化が増収増益に寄与した。新規受託の概況としては、14社の物流を受託している。稼働状況としては、14社のうち12社が稼働中。残り2社については、2022年4月以降の稼働を目指し準備を進めている。なお、物流センターの総数は、130センターとなっている。
貨物自動車運送事業の営業収益は前期比1.6%増の481.31億円、営業利益は同22.3%減の17.98億円となった。営業収益については、特別積み合わせ事業の物量が新型コロナウイルス感染症の影響等から回復傾向となった。また2021年10月に大一運送を子会社化したことが増収要因となった。営業利益については、営業収益の増加や積載率の向上、輸送コストの抑制に取り組んだが、燃料単価上昇による影響等で減益となった。
2023年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比5.5%増の1,320.00億円、営業利益が同7.1%増の119.00億円、経常利益が同3.7%増の124.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同2.6%増の73.00億円を見込んでいる。
また、同日、2022年3月期の期末配当について、当初予想の1株当たり40.00円の配当に5.00円増配して45.00円とすることを発表した。
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