ヒガシ２１、非開示だった今期経常は15％減益、未定だった配当は4円減配

　ヒガシトゥエンティワン <9029> [東証２] が7月29日大引け後(15:15)に決算を発表。21年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比23.8％減の2.1億円に減った。
　併せて、非開示だった通期の業績予想は連結経常利益が前期比14.7％減の9億円に減る見通しを示した。
　同時に、非開示だった4-9月期(上期)の業績予想は連結経常利益が前年同期比58.8％減の2.7億円に落ち込む見通しを示した。

　業績悪化に伴い、従来未定としていた期末一括配当は14円(前期は18円)実施する方針とした。

　直近3ヵ月の実績である4-6月期(1Q)の売上営業利益率は前年同期の4.3％→3.5％に悪化した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　2021年３月期の業績予想につきましては、新型コロナウイルス感染症が拡大する中、自動車等の生産減産に伴う受託業務量低下や、在宅勤務・休業申請等による移転計画の中止や延期などの影響が発生し、合理的に算定することが困難であったため、未定としておりました。　しかし、最近においては、国内における緊急事態宣言解除等により経済活動に再開の動きが見え始め、当社グループにおいても、一部の事業で持ち直しの兆しが出てくるなど直近での業績への影響は小さくなってきている現状を踏まえ、現時点において入手可能な情報に基づき業績予想を算定いたしました。　なお、本業績予想は、現時点で入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は新型コロナウイルス感染症の収束時期等、様々な要因によって予想と異なる可能性があります。