秩父鉄、今期経常を51％下方修正

　秩父鉄道 <9012> [東証Ｓ] が11月11日大引け後(16:00)に決算を発表。23年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常損益は1億6000万円の赤字(前年同期は1億0500万円の赤字)に赤字幅が拡大し、従来の2000万円の赤字予想からも赤字幅を拡大して着地。
　併せて、通期の同損益を従来予想の3億7000万円の黒字→1億8000万円の黒字(前期は1億9200万円の赤字)に51.4％下方修正した。

　会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常損益は3億4000万円の黒字(前年同期は8700万円の赤字)に浮上する計算になる。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結経常損益は1億円の赤字(前年同期は7000万円の赤字)に赤字幅が拡大し、売上営業損益率は前年同期の-8.5％→-9.6％に悪化した。

株探ニュース