ホテルリート、今期経常を1％上方修正

　ジャパン・ホテル・リート投資法人 <8985> [東証Ｒ] が9月11日大引け後(15:30)に業績修正を発表。23年12月期の経常利益を従来予想の114億円→114億円(前期は26.7億円)に0.7％上方修正し、増益率が4.3倍→4.3倍に拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した7-12月期(下期)の経常利益も従来予想の65.2億円→65.9億円(前年同期は31.4億円)に1.2％増額し、増益率が2.1倍→2.1倍に拡大する計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　本日付プレスリリース「新投資口発行に関するお知らせ」にて公表した新投資口の発行、本日付プレスリリース「資産の取得及び貸借に関するお知らせ（ラ・ジェント・ステイ札幌大通、オリエンタルホテル京都 六条及びホテル オリエンタル エクスプレス 福岡中洲川端）」にて公表した取得予定資産の取得の決定に伴い、2023年12月期通期の運用状況の予想の修正を行うものです。本日現在において本投資法人が保有する不動産及び信託受益権（以下「既存物件」といいます。）の運用状況の予想については、変更ありません。なお、新投資口発行による投資口の希薄化が見込まれますが、負ののれんによる一時差異等調整積立金を充当することにより、2023年12月期の１口当たり分配金の予想に変更はありません。