修正の理由
1. 平成24年7月期第2四半期累計期間の業績予想値と実績値との差異
平成24年7月期第2四半期決算日経過後、当社が保有する事業再生ＡＤＲ手続の事業再生計画の対象である販売用不
動産について、売却ならびに売却契約を締結いたしました。この販売契約金額が当該不動産の簿価を下回ることとなった
ため、平成24年7月期第2四半期末に遡ってこの対象となる販売用不動産の簿価を修正したことに伴い、営業利益、経常利
益、当期純利益を修正するものであります。
これに伴い、本日発表の「平成24年7月期第2四半期決算短信」にも記載のとおり、平成24年7月期第2四半期末におい
て、純資産の部が△13億54百万円と債務超過の状態となっておりますが、事業再生ＡＤＲ手続の事業再生計画において
は、対象となる担保付不動産の売却に伴い追加で無担保債権が発生した場合、対象となる金融機関の皆様にはサービサ
ーへの債権譲渡、もしくは債務の株式化（以下「ＤＥＳ」といいます。）に応じて頂くこととなっております。これにより、当社は
債務超過に陥るのは一時的なものと認識しております。なお、仮にＤＥＳとなった場合には株主総会を開催し株主様にご審
議頂く予定です。
2. 平成24年7月期通期業績予想の修正
平成24年7月期第2四半期累計期間の売上高は4億92百万円でしたが、その後、事業再生ＡＤＲ手続の事業再生計画の
対象となる販売用不動産について、本日までに販売済みまたは販売契約済みの金額は27億66百万円に達しております。
これらから、今後の販売の見通しを精査した結果、売上高は34億43百万円となる見込みです。なお、本日までの販売済み
または販売契約済みの金額27億66百万円は、この通期売上高見込額34億43百万円の80％に達しております。
上記1.にも記載のとおり、販売用不動産の簿価を修正したことにより、売上総利益が悪化する見込みです。当社は一層の
経費削減を進めておりますが、売上総利益の悪化をカバーするには至らず、営業損失は16億8百万円、経常損失は16億6
1百万円となる見込みです。特別利益として、債務免除益約17億円等を見込み、当期純利益は48百万円となる見込みで
す。なお、物件売却により債務免除益等の計上が確定した場合には適時に公表してまいります。